キャッシュレス時代の今知っておきたい「デビットカード」を解説! | いろいろ情報局

キャッシュレス時代の今知っておきたい「デビットカード」を解説!

デビットカード持ってますか?

デビットカード

キャッシュレスが進む中、クレジットカードと同様に普及が進んでいる「デビットカード」をご存知でしょうか?

インターネットで買い物をする際にクレジットカードがない、という場合もデビットカードを利用して買い物することができます。今回はこの「デビットカード」について詳しく見ていきます。

デビットカード

デビットカードとは

デビットカードは、買い物時にカード支払い、「銀行口座から利用した金額だけその場で引き落としされる」システムのカードです。つまり、銀行口座に入っている残高以上を使うことができないので、お金の使いすぎを心配することがありません。

デビットカードとクレジットカードの違い

クレジットカードを作成する際には、申込みをし、審査受け、審査に通る必要があります。また、申込みをする際に年齢や収入など、一定の条件を満たしている必要があります。
クレジットカードで買い物をした際に利用した金額は、後払いをするシステムです。

一方でデビットカードは基本的に審査がありません。そのため、一定の収入のない学生や主婦でも発行しやすいと言えます。
インターネットで買い物をする際にもクレジットカードと同様、デビットカードを利用することができます。

デビットカードのメリット

デビットカードのメリットを紹介します。デビットカードにはメリットが多いため、利用する際に是非参考にしてみて下さい。

審査なし

先ほども述べたように、デビットカードには発行の際審査がありません。クレジットカードと異なり、後払いではなく、その場で銀行口座から引落しされるため、支払い能力を前もって審査する必要がないからです。
クレジットカード審査に落ちたという人も、デビットカードなら発行できた、というケースも多々あります。

お金の使い過ぎを防ぐ

デビットカードは利用した金額がその場で銀行口座から引落されます。銀行口座に十分な残高がない場合は、デビットカードで買い物をすることができません。
例えば

  • 銀行残高 30,000円
  • 利用金額 32,000円

この場合、利用残高が銀行残高を2000円オーバーしているため、デビットカードで決済することはできません。

このような仕組みのため、デビットカードの利用はお金の使い過ぎを防いでくれます

学生でも作れる

デビットカードは15歳から作ることができます。審査がないため、収入のない学生でも作ることができるのはインターネットショッピング時代の今、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
加えて、将来クレジットカードを持つための練習として、お子さんにキャッシュレスでの買い物を体験させることができるという事もメリットと言えるでしょう。

ATMの利用が減る

買い物する際に現金を持ち歩く必要が無いため、ATMの利用頻度が減ります。ATMを利用すると、時間帯や曜日によっては手数料がかかることも。デビットカードを利用することで、そのような手数料を払う必要もなくなります。

デビットカードのデメリット

デビットカードのメリットを見てきましたが、もちろんデメリットもあります。

支払い回数や方法を選ぶことができない

デビットカードは利用と同時に銀行口座から利用金額が引き落とされます。
クレジットカードの場合は

  • リボルビング払い
  • 分割払い
  • ボーナス払い
  • 一括払い

など自分に合った方法で支払いを行うことができますが、デビットカードではそのようなオプションはありません。

信用情報を作れない

デビットカードの利用は、信用情報に記載されません。
クレジットカードを利用した場合、信用情報が積み上げられ、将来ホームローンやマイカーローンを利用したいときに「クレジットヒストリー」として、審査の際に信用情報が参照されます。
デビットカードの利用ではクレジットヒストリーを作ることはできないため、将来何かしらのローンを組もうと思っている人は、別にクレジットカードで信用情報を積み上げていく必要があります。

銀行残高内での買い物しかできない

デビットカードでの買い物は、銀行残高内でしか行うことができません。大きな金額の商品を購入したい場合、クレジットカードであれば分割払いを選ぶことができますが、デビットカードを利用して購入する場合は、買い物金額分が引き落とし口座に入金されている必要があります。

デビットカード利用の際の注意点

デビットカードのメリットとデメリットを見てきましたが、利用の際に注意しておきたい点をまとめてみました。

ETCカードの発行はできない

デビットカードでは、ETCカードを発行することができません。(北國Visaデビットカードを除く)
ETCの支払いは「後日決済」とし運用されています。そのため、「即時決済」のデビットカードで利用することは不可能です。
ETCの支払いが後日決済の理由は、例えば銀行口座の残高不足などでデビットカードで即時決済が出来なかった場合、料金所で足止めを余儀なくされるなどの事例が起こりかねないからです。

キャッシングサービスはない

デビットカードでキャッシングサービスを利用することはできません
キャッシング機能を利用したい人は、クレジットカードに申し込む必要があります。

 

デビットカード

 

まとめ

デビットカードについて基本的な知識からメリット、デメリットまで見てきました。
海外では、クレジットカードと同様、もしくはそれ以上のデビットカード利用者がいると言われています。人気の理由としては

  • 審査なし
  • 15歳から発行OK
  • お金の使い過ぎを防いでくれる
  • 現金を持ち歩く必要がない

このようなメリットが挙げられます。

メリット・デメリットを比較して、デビットカードが自分のライフスタイルに合っているのかを見極めて利用してみてはいかがでしょうか。

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