お金を上手に貯蓄するコツは?
貯金をしているつもりなのになぜか貯金が増えない、という人も多いのではないでしょうか?お金を確実に貯めるためのコツを紹介します。
さきどり貯蓄
さきどり貯蓄とは?
先取り貯蓄とは、お給料が入ってきた時に先に貯蓄する金額を取っておき、残金でその月をやりくりする方法です。
逆に、お金を先取りせずに一ヶ月を過ごし、残ったお金を貯金に回そうとしてもなかなか難しいのが現状です。確実に貯めるためには、「貯める仕組み」を作っていくことが大切です。
さきどり貯金のメリット
さきどり貯金のメリットは2つあります。
- 確実に決まった金額を貯蓄できる
- 残金は気にすることなく使える
2つめのメリット、残金を気にすることなく使えるというのは自由に何にでも使える、というわけではありません。決まった金額の中で生活するので、無駄遣いを減らすきっかけとなります。
4つのさきどり貯蓄
つみたてNISA
つみたてNISAは非課税の制度のことです。
少額・長期・積立で資産を形成することが出来ます。1年間で40万円まで積立が可能です。毎月の積立金額は金融会社によって異なりますが、毎月1000円から積立をはじめることもできます。
つみたてNISAのメリットとして、運用益が20年間非課税非なるということが挙げられます。通常では運用益には20.315%の税金がかかります。
例として、10,000円の運用益があれば、2,031円の税金がかかります。運用益が大きいほど税金も増えます。
それを考えると、20年間の非課税期間はとてもお得なメリットと言えますね。
積立定期預金
積立定期預金は銀行で始めることが出来ます。
積立定期預金とは?
毎月決まった日に、決まった金額を普通預金から自動的に別の口座に積立される預金です。毎月コツコツ貯めていきたい人にはおすすめです。
ボーナスの時には積立額を増額することが出来るのもポイントです。
iDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金のことをいいます。掛け金を自分自身で運用しながら積み立てることが出来ます。さきほど紹介したつみたてNISAはいつでも換金できますが、原則としては60歳以降に受け取る仕組みです。
掛け金は毎月5,000円から1,000円単位で選ぶことが出来ます。掛け金は国民年金の被保険者種別や企業年金の加入状況により、上限が異なります。
生命保険料控除とは違い、iDeCoでは払った掛け金の全額を控除できることが大きな違いと言えるでしょう。
外貨預金積立
外貨預金とは、日本円以外の米ドルや豪ドルの外国通貨と円を交換して、交換した外国の通貨で預金をしていくことを言います。
日本円の預金金利よりも高い金利で運用できることがメリットです。
金融機関により異なりますが、500円から始めることが出来ます。
外貨預金積立は気軽に始めることが出来ますが、為替レートが変動するため、運用がうまく行かなかった場合は元本割れとなる可能性もありますので注意しましょう。
まとめ
さきどり貯蓄について紹介しました。先取り貯金におすすめの4つの方法の中でも「積立定期預金」は銀行で始めることができ、毎月コツコツと貯金を増やすことができるのでおすすめです。
無理なく自分に合った貯蓄方法をみつけ、上手に貯蓄をしてきましょう。