【中小消費者金融】大手・中小消費者金融比較② | いろいろ情報局

【中小消費者金融】大手・中小消費者金融比較②

大手消費者金融と中小消費者金融って何が違うの?

大手中小比較

お金を借入れる場合、大手消費者金融、中小消費者金融、銀行と借入先はいくつか考えることが出来ると思います。本記事では、大手消費者金融と中小消費者金融を比較していこうと思います。

大手消費者金融と中小消費者金融

大手と中小の違いは?

消費者金融で借入れを行う場合に重要となる項目がいくつかあります。この項では、審査、金利、利用限度額、サービス、返済方法の6つのポイントを比較していきます。

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審査

大手消費者金融の場合、審査スピードを売りにしている企業が多くあります。「最短30分で審査完了!」などという広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか。午前中に申し込むと午後には融資が行われる「即日融資」も大手消費者金融では行っている企業があります。
反面、中小消費者金融の場合は、提出する書類が多い、来店必須など審査に手間と時間がかかる場合があります。

大手消費者金融と中小消費者金融では審査基準が異なっています。そのため、大手消費者金融の審査に落ちてしまった場合は、中小消費者金融に申込み審査を通過することができる可能性があります。

実際、大手消費者金融の審査に落ちてしまい、中小消費者金融にシフトして申し込む人は多く居ます。そのため、中小消費者金融は大手消費者金融の審査落ちした人の受け皿となっていると言えます。
ブラックリスト入りしている、現在返済を長期延滞しているといったことがない限り、中小消費者金融は他の項目に多少の問題があったとしても、少額の融資を行ってくれる可能性があります。

大手消費者金融と比べ、審査の通りやすさは中小消費者金融の最大のメリットと言えるでしょう。

金利

大手消費者金融と中小消費者金融の金利と借入限度額を一覧にまとめてみました。

金融機関 金利 借入最高限度額
大手 アイフル 4.5%-18.0% 500万円
プロミス 4.5%-17.8% 500万円
アコム 3.0%-18.0% 800万円
SMBCモビット 3.0%-18.0% 800万円
中小 ライフティ 8.0%-18.0% 500万円
セントラル 4.8%-18.0% 100万円
ダイレクトワン 4.9%-20.0% 200万円
フクホー 7.3%-18.0% 200万円
アロー 15.0%-19.94% 300万円

表を見てもわかりますが、上限金利は大手、中小とあまり差がありません。上限金利は利息制限法という法律で「20%」と決まっています。それ以上の金利設定は法律違反で、そのような設定を行っている業者は闇金です。

下限金利と借入限度額を合わせて見た場合、大手消費者金融が低い金利で借入最大限度額を借り入れることが出来ます。
最大限度額を借り入れることは少ないと思いますが、金利と限度額を対比させて見た場合、大手消費者金融が有利と言えるでしょう。

最大限度額

結論から言うと、最大限度額は消費者金融選びにおいてさして重要な項目にはなりません。

金融会社 最高限度額
プロミス 500万円
アコム 800万円
ダイレクトワン 300万円
フクホー 200万円

借入金額は「総量規制」という法律により、年収の3分の1までとされています。
例えば、年収300万円の人は、100万円が最大借入限度額となるわけです。
そのため、上記の借入最大限度額を利用する人は限られてきます。フクホーで最大限度額を借入れたい場合は、まず最低でも年収が600万円無いと借り入れることは出来ません。

このような理由で、借入れ金の上限額をあまり気にかける必要はないわけです。

サービス

サービス面を比較してみると、大手消費者金融は「30日無利息期間」や「即日融資」など色々なサービスを展開しています。
また、大手消費者金融会社は自社ATMや提携ATMを全国に数多く設置しています。中小消費者金融は規模が小さいため、ATMでの返済や借入れに対応していない場合が大半です。

自動契約機

大手消費者金融は自動契約機も全国に多く設置しています。自動契約機では、無人でカードローンの契約を行うことが出来ます。アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットは自動契約機を設置しており、カードを自動契約機で受け取るとその後ATMでキャッシング可能となっています。
大変利便性の高いサービスと言えます。

一方、中小消費者金融で自動契約機を設置しているところはほぼありません。現在自動契約機を利用できるのは「ノーローン」という企業です。自社の自動契約機ではなく、新生銀行カードローンのレイクの自動契約機でノーローンの契約を進めていくことが出来ます。

Web契約

Web契約で即日融資を行っている大手消費者金融も多くあります。アコムの場合は平日14:30までにWeb契約が完了、プロミスの場合は平日14時までに完了してる場合、口座に即日振込みが可能です。

中小消費者金融の場合、店頭窓口での即日融資を行っているのは「ダイレクトワン」と「フクホー」ですが、店舗数が圧倒的に少なく不便と言えます。

ポイント
  • 大手消費者金融はバラエティに富んだサービス展開!
  • 審査の通りやすさは中小消費者金融の最大のメリット!

大手中小比較

返済方法

大手消費者金融のアコム、アイフル、SMBCモビットなどでは銀行ATMやコンビニATMで返済が可能です全国で24時間の返済が出来ることは非常に便利と言えます。
対応している銀行ATMには地方銀行も含まれています。また、自社ATMの設置台数も多く、自社ATMで返済を行う場合の手数料は無料というところがほとんどです。

一方で、中小消費者金融は自社ATMをほぼ展開していません。銀行との提携も少なく、この点でも大手消費者金融が利便性に富んでいると言えます。

まとめ

本記事では大手消費者金融と中小消費者金融を比較し、それぞれのメリット・デメリットをみてきました。
中小消費者金融の審査は、大手消費者金融よりも通りやすい傾向があり、必ず借入れたいという人は中小消費者金融からの借入れを考えるのも一つの手です。
サービス展開や信用度、年利の面では大手消費者金融が一歩先を行っていると言えます。

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