年齢とともに増える肌の悩み。シミやそばかすのほかにも、毛穴が目立ちやすくなったと悩む方はとても多く、鏡を見るたびに憂鬱な気分になる方もいるかもしれません。
肌の悩みの原因は人それぞれ。生活習慣やスキンケアにもよって大きく変わります。しかし、つい忘れてしまいがちな大きな原因のひとつが「紫外線」です。肌の日焼けを引き起こすだけでなく、乾燥や老化の原因にもなる恐れも。今回は、意外と知らない紫外線のダメージや、日焼けをしたときのケアの方法について紹介します。
肌の悩みがある方やお出かけの予定がある方は、ぜひチェックしておいてくださいね!
紫外線のダメージを軽減!日焼け直後の肌ケアを解説
紫外線が肌に与える影響
紫外線が肌に与える影響は、肌の日焼けだけではありません。肌を白く保ちたい方はもちろん、日焼けしてもいいと考えている方も注意が必要です。
紫外線を浴びると、シミやそばかすができやすくなるイメージが強いですよね。それ以外にも、紫外線は肌の乾燥を招きます。乾燥による肌のターンオーバーの乱れによってごわつきやくすみが起こりやすく、肌のハリや弾力に関わるコラーゲンへも影響も与えるため、しわやたるみの原因にもなります。
シミやたるみといった肌悩みはとくに、日焼けをする前の予防や日焼けをした後の、早いうちのケアが重要です。
日焼け止めの選び方
日焼け止めは紫外線の強い夏だけでなく、秋冬にも使う事が望ましいと言われています。しかし、自分に合った日焼け止めがなかなか見つからないという方も多いはず。ここでは、日焼け止めを選ぶときに参考にしてほしい、基本の3つのことについて紹介します。
SPF値で選ぶ
せっかく日焼け止めを塗っても、紫外線をカバーしきれていなかったらもったいないですよね。反対に、少ししか外出しないのにUVカット効果の高い日焼け止めを使っている方は、肌への負担を軽減できるかもしれません。
SPF値とは、肌に炎症を起こす原因になる「UV-B波」と呼ばれる紫外線を防ぐはたらきのレベルを示すもの。
通勤や軽いお出かけにはSPF30、BBQや海水浴などのレジャーの日にはSPF50など、紫外線を浴びる時間で選ぶようにするとわかりやすいですよ。
日中を室内で過ごす方は、SPF30よりもさらに低いものを選ぶといいでしょう。
タイプで選ぶ
日焼け止めにはミルクタイプやスプレータイプなど、さまざまなテクスチャーのものがあります。塗る部位の広さや塗り直しの頻度などに合わせて選ぶのがおすすめです。
出かける前にはミルクタイプでしっかりとカバーして、出先での塗り直しにはスプレータイプで簡単に、など併用してもいいでしょう。
忘れがちな唇にもUVケアが必要なので、紫外線対策のできるリップクリームなども準備しておきましょう。
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肌へのやさしさで選ぶ
日焼け止めを使ううえで気になるのは、肌への負担ですよね。日焼け止めの成分には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。中には、紫外線吸収剤を使うと肌にほてりが出やすいという方もいるので、肌への刺激が心配な場合は紫外線吸収剤フリーのものを選んでみるといいかもしれません。
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もし日焼けしてしまったら?
日焼け対策をしっかりしていても、日焼けを完全に防ぐことは難しいですよね。もし日焼けをした場合は、早いうちのケアがとても重要です。
肌を冷やす
日焼けをした肌は、やけどをしたような状態です。まずはやけどと同じようにしっかりと冷やして、ほてりや赤みをケアすることが大切です。
濡らしたタオルや保冷剤を肌に当てて、ほてりを抑えます。このほてりをしっかりケアしないと、日焼けとして肌に定着してしまいやすくなります。
保湿ケア
紫外線により水分を奪われた肌は、とても乾燥しています。放っておくと乾燥だけでなく肌のたるみやしわの原因にもなるので、たっぷりと水分補給を行いましょう。
このとき、こってりとしたクリームや乳液を使うと肌のほてりを閉じ込めてしまう場合があります。ほてりがおさまるまでは化粧水やジェル、美容液などで保湿をするのがおすすめです。
摩擦や熱を避ける
日焼けの直後は、肌の炎症などが起こっている状態です。お風呂でのゴシゴシ洗いによる摩擦などには気をつけましょう。
熱い湯船に浸かることや、サウナや岩盤浴なども避ける必要があります。マッサージなども控えるようにしましょう。
まとめ
紫外線による肌へのダメージは、知らず知らずのうちに肌の悩みへ影響していることがあります。肌の潤いを守って若々しい肌を保ちたい方は、自分に合った日焼け止めや帽子、日傘を使った紫外線対策のほかに、日焼け後のケアも知っておく必要があります。
気温が高く太陽の眩しい季節は、レジャーをはじめとした外出を楽しむ方も多いですよね。万が一日焼けをしてしまったときには、肌のほてりを抑えることや保湿ケアをしっかり行い、摩擦には十分に注意しましょう!