【初めての投資】投資を知ろう! | いろいろ情報局

【はじめての投資】投資を知ろう!

投資って?簡単に始めることができる?投資初心者

「投資」について詳しく知らない人でも、投資という言葉を一度は聞いたことがあると思います。投資にもいくつか種類があり、違いがそれぞれあります。よく理解しないまま投資を進める前に、しっかりと基礎を抑えておきましょう。

投資に興味がある人へ

投資とは

投資とは、お金を投じ、将来それ以上の利益が返ってくるのを期待する行為のことを言います。投資の種類は世の中に多くありますが、今回は代表的な投資商品8つを見ていきます。それぞれの特徴、メリット、デメリット、リスクやコストについて見ていきましょう。

投資の種類

先程も述べたように、投資には沢山の種類があります。今回は下記の投資商品について見ていきましょう。

  • 株式
  • 投資信託
  • FX(為替証拠金取引)
  • 債権(国債)
  • ETF(上場投資信託)
  • REIT(不動産信託)
  • 不動産
  • 先物・オプション

株式

投資について興味がある人は一度は聞いたことがある「株式」。投資商品の代表商品といえます。他の投資商品とくらべると、仕組みが単純なため、初心者は手を付けやすいと言えます。
投資のタイミング、銘柄の選択がうまくいった場合、大きな収益が期待できます。大きな収益が期待できる、ということは、ハイリスク・ハイリターンの商品と言えます。値下がりのリスク、元本割れのリスクがあることを忘れずに。値上がりで得られる収益だけれはなく、配当や株主優待投資もでき、長期・短期間共に向いている投資と言えます。
投資の対象となる銘柄数もたくさんあり、上場している自分に身近な企業にも投資することが出来ます。上場株式は、取引時間中であればいつでも買うことができ、利便性が高いと言えます。
コストの面でも、売買手数料は減少傾向にあり、ネット証券の場合は少ない手数料で売買をすることが出来ます。

  • メリット:短期・長期投資どちらともに向いている。銘柄数が多い。値上がり益、配当・株主優待が期待できる。
  • デメリット:元本割れのリスクがある。(元本保証はない)企業に投資するため、倒産のリスクあり。




投資信託

投資信託も株式と同様に、有力な投資商品と言えます。銘柄の選択、投資タイミングがうまくいくと、大きな収益が期待できます。先程の株式と同じように、大きな収益が期待できるということは、リスクも大きくなります。
投資信託は、投資のプロであるファンドマネージャーに運用を任せて投資を行う方法です。銘柄数は日本で現在5000本以上と言われています。数が多いため、ハイリスク・ハイリターンからローリスク・ローリターンの商品まであります。外貨建ての商品もあります。
基本的には長期投資に向いていますが、短期投資も可能です。基準価格は1日1回の更新となっています。
コストの面は、近年販売手数料や信託報酬の引き下げにより、低コスト化が進んでいます。

  • メリット:銘柄の種類が豊富。小さい金額からの投資も可能
  • デメリット:基準価格が1日1回の更新のため、株式と比べるとわかりにくい。元本割れのリスクがある。

FX(為替証拠金取引)

FXは為替証拠金取引のことで、近年急速に人気が出てきた投資の一つです。FXは証拠金を差し入れ、最大25倍までの外国為替で取引を行うことができる商品です。対象通貨は米ドル、豪ドル、ユーロなどですが、米ドルが主流です。24時間取引ができるので、利便性が高い投資商品といえます。

    • メリット:高い収益が期待できる。金利の高い通貨に投資すると、金利収入を得ることもできる。
    • デメリット:元本保証がない。ウルトラハイリスクのカテゴリーに入る

債権(国債)

債権の代表として国債が挙げられます。国債とは、国が発行する債券のことです。発行時に決められている利息が支払われる、満期になると元本が戻ってくる仕組みです。国債の最大のメリットは、国が利払いと元本を保証していることです。
個人が国債を買う場合、個人向け国債が対象となります。日本以外の国債を買う場合は要注意です。個人で購入できる国債は安全な国のものに限られていますが、投資信託などの金融商品に組み込まれていることもありますので、そこはしっかりと注意しましょう。

  • メリット:国が発行しているため、安全性が高い。満期まで持っている場合は元本保証あり。
  • デメリット:高い収益は見込めない。流動性も低い。途中換金すると元本割れする可能性がある。

ETF(上場投資信託)

既出の投資信託の中でも、上場しているものをExchange Traded Fund、通称ETFと呼びます。株式と投資信託を合わせたような商品で、値下がりリスクや元本割れのリスクがあります。比較的新しい投資商品のため、銘柄数は約200柄ほどです。積立型の投資は原則不可能です。
コストの面では、ETFは通常の投資信託より手数料は低い設定です。金や原油など、直接商品に投資するタイプもあります。

  • メリット:低コスト。上場しているので、価格の透明性が高い。
  • デメリット:元本割れする可能性がある。銘柄数が少なめ。

REIT(不動産信託)

REITは不動産投資信託です。投資法人が、投資家から集めた資金で不動産を購入し、その不動産を貸し出し、賃料収入を得たり、売却をした場合の収益を投資家に分配するものです。
不動産に投資をしているため、地価下落リスク、空室リスク、災害リスクなど、不動産を所有しているために起こるリスクに注意する必要があります。

  • メリット:安定的な収益が期待できる。
  • デメリット:不動産独特のリスクに注意。銘柄数は少ない。

不動産

不動産は金融商品の投資商品とは少し異なります。不動産は土地や建物を買うタイプ、投資用のマンション・アパートや駐車場の経営をするタイプなどがあります。株式や債券、為替などの値動きの影響を受けることは少ないと言えます。そのため、分散投資との対象として捉えることも出来ます。
不動産には特有のリスクがあります。地価下落リスクや空室リスクがその一例です。

  • メリット:比較的に収益は安定している。値動きの影響は少ない。
  • デメリット:現物投資をする場合には、多額の初期費用が必要。不動産独特のリスクに注意。

初心者におすすめは?

投資の種類についてみてきましたが、初心者におすすめなのは株式投資といえます。

株式投資は

  • 短期・長期投資ともに向いている
  • 投資方法によりリスクを抑えることができる
  • 投資方法が豊富。配当、株主優待など
  • 収益性、流動性、安全性という3つのバランスが良い
  • 株式投資を行う際に、金利や為替、業績分析などの知識が必要だが、他投資商品を扱う際に役立つ

このようなメリットがあります。

投資初心者

まとめ

投資と聞くと、難しそう、お金を失ってしまうのではというようなイメージが世間ではついているようですが、賢く資金運用をすれば将来に備えることも可能です。必ず利益が出るという投資はありません。
抑えておきたいのは「利益が大きければリスクは高い」「安全な投資先は利益が小さい」ということです。投資について勉強し、知識を得て経験を増やすことで、資金運用もスムーズに進み、利益を上げることが可能です。
投資は正しい知識とこまめな情報収集を行うことで、初心者でもしっかりと運用できます。

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