「20歳以上」のローン申し込み条件がネック・・・
未成年の人が借りることができるローンはあるのでしょうか?
多くの大手消費者金融や中小消費者金融は「20歳以上」という利用条件があり、未成年の人は利用できません。
本記事では20歳以下の人でも借りることができるローンを紹介したいと思います。
未成年で借入れる?
前の記事でも述べたように、未成年の人は大手・中小消費者金融共にカードローンの利用はできません。
未成年者が大手・中小消費者金融以外で借りることができるケースはあるのでしょうか。
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借入方法
未成年の人でお金を借り入れたい場合の借入方法は以下の3つの方法があります。
- 中小消費者金融の学生ローン(※)
- 労働金庫のカードローン
- クレジットカードのキャッシング枠(※)
※高校生は利用不可
上記3つの方法ともに「安定した収入」が必要です。安定した収入、とは毎月1回以上アルバイトなどでも良いので収入を得ているということを指します。
収入額は関係ありません。
借入れを行うと、必ず返済を行っていかなければいけません。そのため、安定した収入が求められるのです。
学生ローン
中小消費者金融が取り扱っている「学生ローン」は未成年でも高校生を除く18歳以上の学生であれば利用可能です。
全ての中小消費者金融に取り扱いはありませんが、取り扱いのある業者をまとめてみました。
マルイ | 安定した収入のある学生、またはマルイの基準を満たす方 |
カレッヂ | 高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学生の方。安定した収入のある方 |
フレンド田(でん) | 高卒以上の大学生・短大生・専門学生・予備校の方、必要書類を提出できる方、安定した収入のある方 |
AZ | 大学生・大学院生・短大生・専門学生・予備校生など。安定した収入のある方、またはAZ・保証会社の基準を満たす方。 |
名前の通り、学生ローンですので、学生であることが前提となります。学生ローンに申し込む際には、通っている学校の学生証が必要となりますので、18歳以上でも学生でない場合は申し込みができません。
また、学生ローンには親権者の同意書は必要ありません。他の人に借入れがバレたくない人にはおすすめです。
労働金庫のカードローン
労働金庫のカードローンを利用したい場合は、未成年で前年度年収が150万円以上であることが条件です。
労働金庫は申込者の現住所や職場の所在地により、利用できる労働金庫が異なります。
各地域の労働金庫「ろうきんマイプラン」は満18歳以上で申し込むことが出来ます。
労働金庫のカードローンは大手消費者金融・中小消費者金融や銀行カードローンと比較すると金利が低めに設定されています。利息をおさえ、長期的に借入れを考えている場合におすすめと言えます。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードのキャッシング枠を利用する場合は、親権者の同意が必要です。
未成年でも利用できるクレジットカードの例として
- 三井住友VISAデビュープラスカード
- 学生専用ライフカード(学生のみ)
この2つが挙げられます。
どちらのカードとも「18歳以上で安定した収入のある人」をいう条件があります。
クレジットカードはキャッシング枠の利用限度額が少額に設定されているので、借りすぎを防止してくれます。
キャッシング枠を利用するには、クレジットカードのショッピング枠とは別に審査を通る必要があります。
ショッピング枠の現金化
クレジットカードにはショッピング枠と先程述べたキャッシング枠があります。
ショッピング枠の現金化:ショッピング枠を換金目的で利用、購入した商品を転売し現金を得ること。
ショッピング枠の現金化はクレジットカード会社の規約違反です。
クレジットカードの強制解約や、債務整理ができなくなるなどのリスクが伴います。
ショッピング枠の現金化は行わないようにしましょう。
まとめ
未成年の人でもお金を借入れる方法を紹介しました。
借入方法は3つ
- 中小消費者金融の学生ローン(※)
- 労働金庫のカードローン
- クレジットカードのキャッシング枠(※)
※高校生は利用不可
借り入れを行う際には、自分の返済能力を知り、その返済能力にあった金額を借入れるようにしましょう。