消費者金融を利用する時に気をつけるポイントは?
前記事【消費者金融の基本①】では、消費者金融の基本情報と選び方について解説しました。本記事では、実際に消費者金融を利用するにあたり、注意する・覚えておきたいポイントを抑えて解説していきます。
消費者金融を利用するにあたって
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注意するポイント
消費者金融を利用する際には以下を確認しましょう。
ポイント!
- 借入先の件数と利用額はできるだけ抑える
- 自分に合った貸金業者から借り入れをする
- 借入れ時点で返済計画もしっかり考える
- 個人信用情報の履歴が残る
借入件数と利用額
少額の借入れでも多くの業者から借入れをしてしまうと、借入れ合計金額は多くなってしまいます。
また、返済をするために別口で借入れをしてしまうと、利息がだるま方式に増えていってしまう上に、多くの返済を管理しなければなりません。
返済のための借入れは避けましょう。
自分に合った貸金業者を見つける
消費者金融には大手消費者金融、中小消費者金融と数多くの消費者金融があり、それぞれメリット・デメリットがあります。まずは各消費者金融を比較し、自分のライフスタイルに合わせた借入れを考えることが消費者金融選びの第一歩となります。
例えば、初めて消費者金融を利用する場合は、30日無利息期間サービスを提供している消費者金融がおすすめ、などです。
返済
お金を借りる事ばかりではなく、お金を借りたあとには必ず借りたお金+利息をつけて返さなければいけません。
返済シュミレーションというツールを公式サイトで提供している消費者金融も多くあります。
先程も述べた「無利息期間サービス」を上手に利用すると、利息をおさえて返済を進めることができます。
個人信用情報履歴
キャッシングの申込みや利用、返済具合などの記録は「信用情報機関」に一定期間記録されます。
申込情報:最長6ヶ月
契約情報:解約から最長5年
返済情報:解約から最長5年
長期延滞:延滞解消後、最長5年
強制解約:強制解約の発生日から最長5年
債務整理:最長5年~10年
記録される情報と記録期間をまとめると、上記のようになります。
キャッシングの履歴記録はデメリット?
キャッシングの履歴が記録されるにあたり、デメリットとなるのは住宅ローンを含める高額融資の審査が今後不利になるかもしれない、という点です。
高額融資の審査は厳しい傾向にあり、キャッシング履歴がある人は借金をする人、と見られてしまう可能性があり審査に不利になってしまうかもしれないということです。
住宅ローンなどの高額融資を考えている人は、キャッシングの契約を解約するのもおすすめです。ただ、消費者金融からの借入れ記録があったとしても、毎月しっかり返済をし、完済している場合はプラス評価となる場合もあります。
消費者金融会社一覧
大手消費者金融と中小消費者金融をまとめてみました。
大手消費者金融一覧
会社名 | 年金利 | 所属グループ |
プロミス | 4.5~17.8% | SMBCグループ |
アコム | 3.0~18.0% | 三菱東京UFJフィナンシャルグループ |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | SMBCグループ |
アイフル | 4.5~18.0% | ー |
レイクALSA | 4.5~18.0% | 新生銀行グループ |
中小消費者金融一覧
会社名 | 年金利 | 本社所在地 |
AZ | 7.0~20.0% | 京都府京都市 |
アロー | 15.0~19.94% | 愛知県名古屋市 |
エイワ | 17.9507~19.9436% | 神奈川県横浜市 |
エニー | 12.6~20.0% | 東京都台東区 |
キャネット | 15.0~20.0% | 北海道札幌市 |
セントラル | 4.8~18.0% | 愛媛県松山市 |
フクホー | 7.3~20.0% | 大阪府大阪市 |
フタバ | 14.959~17.950% | 東京都千代田区 |
ライフティ | 8.0~20.0% | 東京都新宿区 |
これらの消費者金融は貸金業者としてしっかりと届け出を行っているため、安心して利用することができます。
まとめ
消費者金融選びのポイントを紹介しました。消費者金融は大手消費者金融・中小消費者金融と数多くあります。
「いろいろ情報局」では大手消費者金融・中小消費者金融の各業者をピンポイントで解説した記事もありますので、参考にしてみて下さい。
借入れの際には自分が重視するポイントをしっかりと見極め、比較して消費者金融選びを行いましょう。