「モーニングページ」をご存じですか?
モーニングページとは、毎朝、頭に浮かぶことをノートに書いていく思考整理の活動です。
「自分のことがわかる」「ストレス発散になる」など、いろいろな効果があるといわれ、徐々に取り組む人が増えています。
今回はモーニングページについて、実践してみた感想とともにご紹介します。
新しい習慣が欲しい人や、ストレスが溜まっている人は一度試してみてはいかがでしょうか?
朝書くだけ!人生が変わるモーニングページとは?
朝活におすすめ!モーニングページとは?
ベストセラー書籍で紹介された方法
モーニングページとは、朝にノートをつける日記のような活動です。
アメリカの文筆家であるジュリア・キャメロン氏の著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい」に登場したことで、日本でも知られるようになりました。
の著書はベストセラーになっており、モーニングページは何か行動を起こしたり、不安を減らすための方法として紹介されています。
必要なものは紙とペンだけ
モーニングページを行うのに用意すべきものは、紙とペンだけ。
今日からすぐに始められます。朝、思いついた事柄をどんどんノートに書きうつしていくだけで、人に見せることはありません。
そのため、綺麗な装飾も必要なく、黒いペンとB5程度のノートがあればOKです!
タブレット端末を持っている人は、ノートアプリなどで手書きしてもよいですね。
モーニングページは頭のデトックス!
習慣化すると人生が変わる!とまで言われている理由は何なのでしょうか。
それは、頭にあるモヤモヤや考えを一旦「見える化」することで冷静になれたり、整理できるためです。
そこから浮かんだアイデアを仕事に活かせる可能性もあります。
それを朝イチで行うことで、その日にすべきことが明確になったり、ストレスを抱えたまま活動することが減るので、有意義に過ごせる効果もあるのです。
モーニングページの方法は?
頭の中に思い浮かんだことをノートに書きうつす
モーニングページの基本的な方法は、朝、頭の中に浮かんだ単語や文章を紙に書いていきます。
愚痴や弱音など、ネガティブなことも素直に書いていきましょう。
先述した書籍の中では、毎朝ノート3ページ分書くことが推奨されていますが、多いと感じる場合は1ページでもよいでしょう。
もう思い浮かばない!というところまで言葉出しをしましょう。
汚い字でもネガティブでもOK!とにかく書く
モーニングページは人に見せるものではありません。
また、自分で見返す必要もないため、汚い字でもネガティブな内容でも気にすることはありません。
ネガティブなことは誰でも考えてしまうことです。
引け目に感じずに一度言葉にしてみると、頭の中のゴミを捨てるように、とてもスッキリしますよ。
絵が得意な人はイラストも交えて表現するのもよいですね。
5分間でもいいので毎日書き続ける
モーニングページは、なるべく継続して習慣化するのが重要です。
続けることで、スムーズに気持ちが表現でき、ノートを埋められるようになります。
そのためには、気楽に続けられる環境を整えることが大切です。
例えば、買い増ししやすいノートを使う、手に取りやすい所に置いておく、忙しい日は5分だけ書くと決めて取り組むなどです。
スマホを触るように気軽に実践するのがおすすめです。
モーニングページを実践して変わったこと
漠然とした不安やイライラが減った
筆者は1ヶ月ほど続けてみました。
効果として一番大きかったのは、不安やイライラが減って穏やかな気持ちになれたことです。
「言葉にできないけれど、なんだか気持ちが晴れない…」そんな時、思いつきをひたすら書くと「自分はここが不安だったのか」などの発見がありポジティブになれました。
心を軽くしたい、ストレス発散できる環境がない人におすすめです。
感想や自分の気持ちをうまく言葉にできるようになった
毎朝、自分の感情を表現し続けると、自然とアウトプット力が鍛えられます。
これは、人にうまく感想を伝えたり、自分の意見を表現するのに役立ちます。
場合によっては、それが新しい仕事につながったり、転職に必要な自己PRが作りやすくなるかもしれません。
個人的には、夜よりも朝の方が前向きな言葉が出てくるので、よりポジティブな言葉をうまく使えるようになったと思います。
行動力が増して1日中ダラダラすることが減った
「今日は何をしようか考えているうちにダラダラしてもう夕方…」なんてことはありませんか?
筆者はノートを通してやることを整理したところ、1日を無駄にすることが減りました。
ノートに向き合うと、今日中にしたいことや、必要な行動が思い浮かんでくることがあります。
これは朝一番で取り組むことのメリットといえます。
まとめ
気軽に始められるモーニングページについてご紹介しました。
ストレス発散や行動力アップにつながることはもちろんですが、朝からこんなにアウトプットする活動ができた!というのは喜びや自信にもつながります。
筆者は毎日1時間の朝活をしており、そのうちの20分をモーニングページ、20分を読書、残りをメールやSNSチェックに使っています。
そのように習慣化すると、無理なく継続できますよ!
気になった方は、ぜひトライしてみてくださいね。