もしものときに備える。最低限の防災グッズとは | いろいろ情報局

もしものときに備える。最低限の防災グッズとは

地震や台風、大雨など、日本で暮らしていると自然災害に見舞われることがたびたびありますね。ニュースを見ながら、不安な気持ちで過ごす日も少なくありません。
もしものときのために防災グッズを備えている方も多いと思いますが、防災グッズには種類があるのをご存じでしたか?
今回は防災グッズの種類や、あると便利なアイテムについて紹介します。防災グッズの備えができている方もまだという方も、この機会に荷物の中身を見直してみるのもいいかもしれません。

防災グッズ、揃えてますか?

備えておくことで気持ちが楽に

防災グッズは、自然災害などで避難が必要なときに、必要なものを揃えておくことが大切です。実際に避難先で使うのはもちろん、準備することで不安な気持ちが少しだけ楽になる方がいることも考えられます。
避難先での生活や必要な物を想像するうちに漠然とした不安が和らぎ、やるべきことが見えてくるかもしれません。

 防災グッズには種類がある

防災グッズは、家に置いておくリュックサックだけではありません。「家に備えておく物」と「常に持ち歩く物」に分けられます。
筆者は自宅に置いておく物だけだと考えてしまっており、職場や出先で災害に遭ったときの想定ができていませんでした。私と同じように考えていた方は、この機会に防災グッズの種類についても、知っておきましょう。

家に備えておく防災リュック

一般的な防災グッズと聞くと、防災リュックを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
防災リュックには、家で過ごしている日や夜間に避難が必要になったときのために、2.3日分の荷物を詰めておく場合が多いです。家族やペットがいる家庭は、その分もまとめて備えておく必要があるでしょう。



常に持ち歩く防災ポーチ

防災ポーチは、仕事や出先にいるときに地震などが起こったときに必要な荷物を入れておくものです。電車が止まって帰れないなどのときのためにも、数時間~1日ほど過ごせる分の荷物を準備しておきます。

防災リュックに入れておくもの

防災リュックには、食料品や貴重品などを入れておきます。下記の基本的なものに、赤ちゃんグッズや飲んでいる薬など、各自必要なものをプラスしていきます。あまりに重いと避難の妨げになってしまうので、背負える量を見極めることが大切です。
持っていく荷物の例は、首相官邸ホームページに詳しく記載があります。
それぞれの地域の防災マニュアルなどにも載っていることもあるので、チェックしてみてくださいね。

  • 食料品(水、缶詰、インスタント麺、チョコレートなど)
  • 貴重品(預金通帳、印鑑、現金など)
  • 救急用品(ばんそうこう、常備薬など)
  • 懐中電灯、ラジオ、携帯電話の充電器など
  • 衣類、タオルなど

引用元:首相官邸

防災

 防災ポーチに入れておくもの

防災ポーチは、ビジネスバッグなどに入れて毎日持ち運ぶため、無理をせず最小限の荷物にとどめておきましょう。仕事中に何かあったときのために、職場のデスクやロッカーなどにも準備しておくと、より安心です。

  • 小銭
  • 常備薬
  • モバイルバッテリー、ライト、ホイッスルなど
  • 消毒用アルコール、生理用ナプキン、携帯用トイレなど
  • 家族の電話番号のメモ

 定番グッズ以外の、あると便利なグッズ

防災グッズとしてセットになったものも販売されていますが、本当に必要なものは人それぞれです。避難したときのことをできるだけ想像しながら、何があるといいか考えておきましょう。ここでは、忘れがちだけどあると便利なアイテムを紹介します。

ポンチョ型レインコート

自然災害は突然訪れるもの。避難するときの季節や天気がどんな状態かは、事前に把握できません。レインコートは雨をしのぐだけでなく、防寒にも役立ちます。また、ポンチョ型のものであれば避難所での着替えや、他者とのスペースを保ちたいときにも便利です。

おりものシート

おりものシートを準備しておけば、下着などが思うように取り替えられないときにも便利です。汗やおりものによる不快感を軽減してくれ、生理用ナプキンよりもかさばらないというメリットがあります。

ペット用品

防災グッズには、ペットの荷物も入れておく必要があります。ペットのストレスをなるべく軽減できるよう、普段使っているものと同じペットフードや食器、トイレグッズなども備えておきましょう。

まとめ

防災グッズをそのうち準備しようと思ったまま、先延ばしになっている方も多いのではないでしょうか。自然災害などが起こったときに、自分や大切な人を守るために備えておく必要があります。実際に避難したときのことを想像しながら準備することで、落ち着いて行動するための練習にもなります。
準備しておいた防災グッズを使う機会がないことが一番ですが、もしものときのお守りとして。今のうちに備えておきましょう!



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