消費者金融ってどのような会社なの?安全?
キャッシングやカードローンを利用する際に必ず「消費者金融」という言葉が出てきます。銀行カードローンと異なり、即日融資や無利息期間サービスなどがあり、サービス面が充実している消費者金融ですが、安全に利用するためにも「消費者金融」について知っておくことが大切と言えるでしょう。この記事ではいろいろな角度から「消費者金融」を見ていこうと思います。
消費者金融とは?
消費者金融には「大手消費者金融」と「中小消費者金融」があります。大手・中小消費者金融会社ともに、個人に対しての少額融資を行うことを主な業務としています。大手消費者金融には、プロミス・アイフル・アコム・レイクALSA・SMBCモビットの5社があります。広告もよく見かけるので名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
消費者金融は以前「サラ金(サラリーマン金融)」と呼ばれていました。主な顧客がサラリーマンだったことが名前の由来のようです。現在はサラリーマン以外にも顧客層が広がり、「消費者金融」と呼ばれるようになったと言われています。
融資スピード・審査スピードともに定評があり、即日融資や土日祝日も融資可能など、緊急にお金が必要となった場合に対応可能な業者が多くあります。
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消費者金融を利用している人
消費者金融などを含む貸金業法対象サービスの利用者数は1000万人を超えています。つまり、成人のうち10人に1人が消費者金融を含むキャッシングサービスを利用していると言えます。そう考えると消費者金融も身近に感じれるのではないでしょうか。
目的別ローンとの違い
目的別ローンは、例を上げると「オートローン」や「住宅ローン」といった借入れたお金の使いみちが決まっているローンを指します。
消費者金融で借入れた場合は資金の利用目的は自由です。つまり、借入れたお金を何に使っても良いということです。
この点は、他のローンとの大きな違いと言えるでしょう。
銀行・信販会社・クレジットカード会社
まずは銀行・信販会社・クレジットカード会社の業務内容を見てみましょう。
- 銀行・・・資金の貸付・手形割引を行っている。預金・定期積金を行っている。
- 信販会社・・・オートローン・ショッピングローンなどの利子や手数料が主な収益源。
- クレジットカード会社・・・クレジットカードを発行している。
このように、消費者金融と上記の会社では業務内容が異なります。
消費者金融と闇金の違い
消費者金融と闇金は全くの別物です。大きな違いは法律を守っているかどうかです。
- 消費者金融:貸金業者として国から正式に許可を得ている。貸金業法・利息制限法などの法律を遵守しなければならない。
- 闇金:貸金業者の許可を得ず、違法な金利でお金の貸し出しを行っている。
闇金は法律を守る必要がないので、融資の回収(取り立て)も違法な手段で行っています。そのため、審査に基準などなく、まともな審査を行っていません。そのため闇金の審査は甘いという認識があるのです。
闇金は絶対に利用してはいけません。
闇金からお金を借りるのは簡単ですが、法外な高金利では返済が追いつかず、勤務先や親族にまで危険が及ぶような厳しい取り立てが最終的に行われます。
闇金から絶対にお金を借りてはいけません。
闇金をどう見抜く?
闇金かどうか確かめるには下記の5つのポイントを確認しましょう。
- 登録番号を金融庁の公式サイトで確認する
- 電話勧誘・DM(ダイレクトメール)での勧誘は信用しない
- 出資法の上限である年率20%を超えていないか
- ブラックOK、無職OK、他社で断られた方も大歓迎、などの誘い文句
- 申込時に本人や勤務先以外の連絡先を聞いてくる(この場合本人以外に対しての取り立てが目的)
上記5つのポイントをチェックして闇金かどうかをまず確認しておきましょう。
正規の貸金業者か調べるには下記のサイトを利用してください。
- 貸金業協会の会員かどうかの確認
日本貸金業協会 協会員検索サービス
- 国に登録された貸金業者かどうかの確認
金融庁 登録貸金業者情報検索サービス
まとめ
消費者金融とはどのようなものか基本情報を紹介しました。大手消費者金融、中小消費者金融とありますが、自分にあった借入方法と借入先を見つけましょう。
次記事では、消費者金融の選び方と利用する際の注意点を紹介したいと思います。