不況が続くと?
昨今の不況により生活が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。そのような中で、不安を抱える人も多いと思います。不安のスキにつけ込む悪質な商法などが増えています。
不況による不安でお金を失わないために、注意することとは?
不安につけ込む
不況に便乗
不況により、経済的に不安になりがちです。そのため、国の「助成金」や「補助金」といった言葉を巧みに利用した詐欺の報告が消費生活センターに多く寄せられているようです。
高齢者はもちろんですが、在宅の機会が増えた昨今では訪問型の詐欺も多発しているようです。
ネットを通して
インターネットを通しての詐欺も増えています。仕事が在宅になったり、パソコンを利用して会議をする機会が増えるとともに、オンラインプラットフォームでもトラブルが増えてきています。
インターネット会議アプリを装ったアプリからEメールが届き、記載されているURLをクリックすると詐欺サイトに飛んでしまったり、ウィルスに感染するサイトに転送されるものもあるようです。
また、オンラインでショッピングする際にも要注意です。オンラインショッピングで注文をした時に、頼んだ商品が届かないということが起こっています。品薄の商品をターゲットとし、購入手続きの際にクレジットカード情報を盗まれたという例もあるようです。
正しい判断を
不況が続き、お金や時間のストレスが増えると、正常な判断をすることができなくなる場合があります。詐欺師は「補助金がもらえる」「この商品が大量に安く買える」といったような美味しい話を持ちかけてきます。
「もしかして詐欺?」「怪しい」と思った場合は、警察や消費者センターに電話を入れて相談をしましょう。消費者ホットラインという電話番号があり、電話番号は「188(いやや)」と覚えておきましょう。
「おいしい話はない」と心に留めておくだけで、自分の大事な時間やお金を失くすことを防ぐことが出来るかもしれません。
不安でお金を使う?
不安な気持ちがあると、お金を使ってしまうという人もいます。
また、外出をしにくい現状により、極端に買いだめをしてしまったりすると無駄にお金を使用することになります。家に居る時間が増えると、スマホやパソコンを見て過ごす時間が増え、インターネットショッピングを過度に利用してしまう場合も。家に居るので運動をしなければ、と健康グッズなどを買ってしまう場合もあります。
外出をしない=支出が減る、という事ではありませんので覚えておきましょう。
まとめ
不況による生活の変化で、不安な気持ちになるのはごく普通のことです。不安を利用してお金儲けをしようと考える人も居ます。常に「おいしい話」は転がっていないことを心にしっかりと留めておきましょう。
また、ストレス発散のための無駄なオンラインショッピングは控えるように心がけたいものです。