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【貯蓄型保険】保険で貯蓄できる?

保険で貯蓄?

貯蓄型保険

保険について調べていると「貯蓄型保険」という言葉を見かける人も多いのではないでしょうか。
保険で貯蓄?貯蓄の保険?と一見分かりにくい保険だと思います。本記事では「貯蓄型保険」についてみていきましょう。

貯蓄型保険

貯蓄と保険

まずは「貯蓄」と「保険」の違いを見ていきましょう。

貯蓄

貯蓄とはお金を貯めることをいいます。銀行・郵便局で預け入れをしたお金を預貯金といいます。
貯蓄は預貯金、そして金融資産全般が含まれます。その中には不動産、証券も含まれています。

保険

保険にも色々な種類がありますが、ここでは生命保険と考えていきます。
保険とは、万が一の事態が起こったときに、一定の契約のもとで保障を備えることができるものです。
保障を受けるためには一定の保険料をはらっていかなければなりません貯蓄との大きな違いはここです。

貯蓄は金融資産全般のことを指し、保険は保障という役割とともに場合により資産形成の手段として活用ができます。



保険で貯蓄することは可能か

保険の種類は多数に及びますが、「解約返戻金」「満期保険金」の有無で大まかに分けることが出来ます。

上記のタイプの保険には

などが挙げられます。本来の目的である保障に加えて、一定の条件を満たすことで保険金や払戻金を受け取ることが出来ます。

解約返戻金や満期保険金の無い保険もあります。その場合は契約破棄時や満期時に受取るお金はありません。
保障に特化しているために、資産を蓄える機能はありません。

上記を踏まえると、貯蓄型保険とは保険の機能を持ちつつも、将来のための貯蓄ができる保険といえるでしょう。

貯蓄型保険のメリットとデメリット

メリット

学資保険の場合、教育費を準備することができます。貯蓄が苦手という人も、保険料が自動的に口座から引き落としされますので、貯蓄を考えずとも自動的に資金を準備することができます。
このような仕組みがあることで、計画的に資金を準備できます。

保証金を受け取ることができる保障の面と、解約後に受け取ることができる解約返戻金、満期になるとうけとることができる満期保険金などそれぞれ別の面があります。
受け取ったお金を老後資金として蓄える、両親に仕送りをするなど自由に使うことが出来ます。

貯蓄型保険

デメリット

解約返戻金がない、もしくは額が少ないものと比べると保険料は高めの設定です。

契約して間もない保険を解約した場合、解約返戻金が全く発生しない場合もあります。
保険会社の運用は、契約者から預かり入れた保険料を将来の保険金の支払いに備えて行われています。運用は長期に渡っておこなわれ、途中解約をすると、これまで支払った保険料の総額と解約返戻金のバランスが取れず大幅に下回ってしまいかねません。
解約返戻金や満期保険金のあるタイプの保険に加入を検討するときは、家計の変化に対応できるよう、支払いに無理のない保険を選ぶことがポイントです。

まとめ

保険と貯蓄についてみてきました。保険と貯蓄は似ていますが全く異なるものです。
保険は保障という目的の他にも、将来的な資産準備をする手段として役立てることも出来ます。
貯蓄に自信がなく、保険の保障とともに将来の資産準備をしたい人は貯蓄型保険を考えてみてはいかがでしょうか。

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