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【保険の基本】生命保険と死亡保険の違いとは?

生命保険と死亡保険の違いってなんだろう?

死亡保険

生命保険とは?

生命保険とは、自分の病気や怪我、死亡、介護の備えをし、自分や家族を守る生活保障の仕組みです。生命保険会社に保険料を払い、公平に保険料を負担し合います。万が一のときに保険金や給付金を受け取ることができます。

生命保険は相互扶助の仕組みで成り立っています。個人での貯金には限界があり、突然のトラブル事にカバーできるとは限りません。多くの人がお金を出し合うことで、必要な補償を受けることができます。生活を取り巻く様々なリスクは、保険により備えることができます。

生命保険とは、死亡保険だけではなく、医療保険・がん保険、学資保険など、生命保険会社が広く一般に販売している商品全般を指します。



まずは知っておきたい保険用語

生命保険の分類

生命保険は以下のように分類することができます。

任意加入できる生命保険

・リスクに備える保険
死亡保険、医療保険・疾病保険、介護保険

・貯蓄性の高い保険
死亡保障付きの生存保険

この記事では、死亡保険に焦点を当ててみましょう。

死亡保険は大きく分けて2つ!

死亡保険は被保険者(保険の対象となる人)が亡くなった場合、もしくは高度障害状態になった場合に保険金を受け取れる保険商品です。主に「定期保険」と「終身保険」に分けられます。

定期死亡保険とは?

定期保険ともいわれ、「掛け捨て保険」というもので、保証の期間が決められています。例えば、保証される期間が、10年、15年、あるいは60歳までという具合に決められています。期間が過ぎて生存していた場合、保険金は支払われず、かけてきた(支払った)保険料は戻ってきません。契約が満了した場合、保険契約を更新できる商品もあります。

👉こんな方におすすめ

とにかく今厚い保障が欲しい。必要な時期に保証を絞り、負担軽減が可能。

👉気をつける点

保険期間が自動更新される商品が多い。見直しをせずに自動更新を行うと、保険料が上がる場合も。

終身死亡保険とは?

終身保険ともいわれ、保険期間が一生涯のものを指します。死亡した場合、必ず保険金が支払われるため、保険料の一部を積み立てることができます。保険料は、定期保険より高めの設定となっています。被保険者の万が一の時まで補償が続くので、活用例として、相続税をはじめとした納税のための原子などが挙げられます。

👉こんな方におすすめ

年令に関係なく万が一の保証が欲しい。保険料が全くの掛け捨てになることがない。

👉気をつける点

短期解約の場合はペナルティあり。保障が不要になった場合、もちろん解約も可能だが、短期で解約してしまうと払い戻し金額が少なくなる。

定期付き終身保険とは?

定期付終身保険は、上記の「定期保険」と「終身保険」を組み合わせたものです。一定期間内は厚く保証され、定期死亡保険特約満了後には、一定期間が過ぎていても被保険者が亡くなるまで保障が続きます。

👉こんな方におすすめ

複数の保険ではなく1つの保険で済ませたい。一契約で一生保障、必要な年齢で保証を厚くすることが可能な商品。

👉注意する点

見直し時に柔軟性が問われる。主契約である終身死亡保険を解約すると、同時に定期保険特約も解約となってしまう。

定期死亡保険の一部「収入保障保険」

定期死亡保険の一部で、万が一の時に受け取れる保証金を一定期間に渡り分割して受け取る保険です。ただし、収入保障保険の場合、加入した時点の段階と、満了間際で死亡した場合とでは最終的な受取額の合計が変わっています。

👉こんな方におすすめ

定期的に保険金を受け取りたい。給与のように定期的に保険金が受け取れ、生活費の補てんもなり得る。

👉注意する点

まとまった費用が必要なときに不便。大きな出費(葬式、入学金など)が必要な場合、一時的な支出をカバーするのは困難。

死亡保険について詳しく見ていきました。個人のライフスタイル・ライフプラン、ニーズに合わせた保険を選んでいきましょう。

次のコラムでは医療保険・疾病保険について見ていこうと思います。

まとめ

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