雨で出かけられないときや集中したいとき、香りの力を借りる方は多いのではないでしょうか。香りは記憶に残りやすいだけでなく、気分や集中力を大きく左右します。アロマディフューザーやお香を使う方も多いですよね。
部屋で簡単に気分転換をしたい方におすすめなのが「パロサント」です。
今回は、そんなパロサントについて。基本的な使い方やその魅力について解説します!
おしゃれに取り入れたいパロサント
パロサントとは?
パロサントとは、中米・南米原産の香木のこと。パロサントという名前には、スペイン語で「神聖な木」という意味があります。
甘く濃厚な香りの中に、柑橘系のような爽やかさが混じったような香りが特徴的。火をつけずに置いておくだけでも、ふんわりと香ります。
パロサントは香りだけでなく「幸運を呼び込む」「空間や人、物を浄化する」アイテムとしても、広く愛されています。
スティック状になったものが一般的ですが、削りかすなど小さなものでも十分に香りが楽しめます。
お香と似た形ですが、おしゃれでインテリア雑貨としても愛されています。置くだけで香りが楽しめるので、火をあまり使いたくない方にもおすすめです。
パロサントの使い方
パロサントは気分や好みに合わせて、さまざまな楽しみ方ができます。
同じものでも、使い方によって少し香りが変わるのも魅力的ですよ。
そのままで楽しむ
お香との大きな違いは、パロサントは火をつけずに楽しめること。
そのまま置いておくだけでも十分に香るので、部屋で火を使いたくない方や、インテリアとして飾るのにもピッタリです。
靴箱やクローゼットに置いておくのもいいですね。
焚いて楽しむ
パロサントに火をつけると、また少し違った香りが楽しめます。
お香のようにずっと火をつけておくのではなく、先端を軽く燃やして、1分程経ったら火を消します。
それだけで十分、煙や香りを楽しむことができますよ。
乾燥したパロサントは小さな火でも燃えやすいので、火の扱いには注意しながら使用しましょう。
持ち歩いて楽しむ
パロサントはそのままでも楽しむことができるため、場所を選びません。
職場のロッカーに置くことや、バッグの中に忍ばせてもいいでしょう。
また、パロサントの独特な香りが好きな方は、パロサントの香りのハンドクリームなどもおすすめです。
パロサントはこんなときにおすすめ
焚いて香りを楽しむのは、次のようなタイミングがおすすめです。
うまく活用すれば、気分転換にも役立ちます。
部屋のにおいが気になるときに
湿気がこもっているときや、料理をした後の部屋のにおいが気になることはありませんか?
換気をするのはもちろんですが、パロサントを活用して部屋の香りを変えましょう。
来客前にサッと香りをつけるのも、簡単で便利ですよ。
気分を切り替えたいときに
香りは気分転換にもとても有効です。
集中したいときや疲れを癒したいときに焚くことで、気持ちを切り替えやすくなります。
筆者はお風呂上がりのスキンケアをしているときなどに、少しだけ使うのが楽しみです。
ストレスの軽減や読書もはかどるので、ぜひ試してみてくださいね。
ストレッチや瞑想のときに
ストレッチや瞑想をするときに静かな音楽をかける方も多いかもしれませんが、パロサントを活用するのもおすすめです。
継続することで香りを記憶し、パロサントの香りを嗅ぐと自然と集中モードに切り替わりやすくなるかもしれません。
パワーを得たいときに
そのまま置いておくだけでも幸運を呼び込むと言われているパロサントですが、そのパワーを利用して場所や物の浄化に使われることがあります。
いつも身につけているパワーストーンなどの浄化に使用する方も多いようです。パロサントの煙に当てることや、チップの上に置くことでも浄化されると考えられています。
パロサントが使いにくいときには
シンプルな使い方であるパロサントですが、燃えにくい、香りが弱いなど気になることがあった場合は次のようなことを試してみてください。
長く楽しめるようになるはずですよ。
燃えにくいと感じたら
パロサントに火がつきにくいと感じたら、木が湿気を含んでいるかもしれません。
日光に当てることや、乾燥剤と一緒にしばらく置いておくと、パロサントの湿気が飛んで使いやすくなりますよ。
香りが弱くなったら
パロサントをしばらく置いておくと、香りが弱くなったと感じることがあります。
その場合は、紙やすりなどで先端を軽く削るといいでしょう。
少しだけ火をつけてすぐに消しても、香りが強くなってまた楽しめるようになります。
まとめ
気分転換や、部屋の雰囲気を変えられるアイテムがあると、色んな場面でとても便利ですよね。
パロサントは小さくてかさばらないのに、存在感は抜群です。ギフトとして贈っても、喜ばれるかもしれませんね。
癒しを求める方や集中したい方、部屋をおしゃれに飾りたい方はぜひ試してみてくださいね!