アルコール除菌？手洗い？
私達の手は日々色々なものと触れ合っています。最近では手洗いやアルコール除菌が菌の拡散を防ぐのに効果的と言われ、手を清潔にすることを心がけている方もいるのではないでしょうか。今回はアルコール除菌と手洗いのコツと注意点を見ていきましょう。
アルコール除菌と手洗い
アルコール除菌
アルコール除菌は水も必要なく、アルコールジェルやスプレーをかばんの中に常備している人もいるのではないでしょうか。手軽でいつでも使えるアルコール除菌ですが、効果を最大限に引き出す使い方とは？
使い方
アルコール除菌の使い方は
- アルコール除菌ジェルや液を500円玉くらいの量を手のひらに取る
- 手にとったアルコール除菌ジェルをもう片方の手の指先に広げる
- 両手をしっかりとすり合わせてアルコール除菌を手に行き渡らせる
- 手の甲、指の間、親指としっかりとすり合わせる
- 最後に手首にも乾燥するまですり込む
このような順で行います。手首にもすり込むので少し多いように見えますが、500円玉くらいの大きさのジェルを利用するようにしましょう。反対に、量が多すぎると乾燥しにくくなるので要注意です。
ポイントはここ！
アルコール除菌はしっかりと乾くまですり込むことが大切です。
手洗い
手洗いもただ手を洗うだけでなく、しっかりと方法を知っておくと効果がアップします。バイキンは指先や指の間、爪の間や手首まで広い範囲に存在しています。
基本の手洗い
- 時計や指輪、アクセサリーは外す
- 流水で手を洗う
- せっけんをつけて泡立てる、しっかりと泡立てる
- 手のひら、手の甲、指の間をすりこむように洗う（両手を組むようにしてこすり合わせると良い）
- 親指は反対の手でカバーし、ねじるようにして洗う
- 指先、爪の間は手のひらの上でこするようにする （爪の間までしっかり泡が届く）
- 手首も親指と同様反対の手でねじるようにして洗う
- 流水で石鹸とよごれをきれいに流す （手首も忘れずに）
- 清潔な乾燥したタオルで水分をしっかりと拭き取る
このような手順です。１のアクセサリーを外すのを忘れている場合が案外多いものなので必ずアクセサリーなどは外して手を洗いましょう。また、親指や手首を反対の手でしっかりとねじって洗うことが重要です。
注意点
手はきれいになりましたが、手洗いの後に注意する点があります。
きれいになった手で水道のレバーに触れる
せっかくしっかりと手を洗った後も、その手で水道のレバーに触れて手を止めていてはせっかくキレイになった手が再び汚れてしまいます。
水道のレバーはペーパータオルか肘を使い、操作しましょう。直接触れるのは避けましょう。
濡れたままの手でドアノブや髪の毛に触れる
濡れたままの手でお手洗いを去るのは避けたほうが良いですが、どうしてもハンカチやペーパータオルがない時は肘でドアノブを操作しましょう。
また、ペーパータオルがないからといって、手を乾かすために髪の毛をスタイリングしたりも避けましょう。髪の毛にはバイキンが付いている場合もあります。濡れた手を介して他の人にバイキンを移してしまう場合もあります。ペーパータオルがないことを見越して、日頃から清潔なハンカチや小さめに切ったペーパータオルをかばんに入れておきましょう。
まとめ
手洗い、アルコール除菌と共にしてしっかりと継続して行うことが大切です。外出先でさっと除菌したい場合はアルコール除菌、手洗い可能であれば手洗いといったように使い分けて頻繁に手を清潔にしましょう。自分のライフスタイルに合わせ、無理なく続けることが大切です。